「うちの猫、お腹が異様にたるんでる」
太ってないのに・・・と心配になったことはないでしょうか。
だけどこのたるみは、どの猫にもあるものだそう。
今回はこのお腹のたるみについてご紹介します。
実はこの部分には名前があり
「プライモーディアル ポーチ 」
と呼びます。
別名「ルーズスキン」とも呼び、つまりはたるんだ皮膚です。
そのままですね。
これは猫の正常な特徴で、どの猫もこの部分はある程度はたるんでいます。
【何にためにあるの?】
1,お腹を守るため
猫同士で喧嘩をした時、取っ組み合いになるとお腹をケリケリします。
余った皮はこういった腹部への攻撃から身を守るために発達したと言われています。
2,動きやすくするため
ネコ科は関節を動かせる範囲が広く、身体をひねったり、大きく伸びたりジャンプしたりします。
動いた時に皮膚が突っ張らないようにするためにあると言われています。
3,たくさん食べられるように
野生のネコ科動物は、毎日食べ物にありつけるわけではありません。
なので獲れた時は「まとめ食い」をします。
一度にたくさん食べられるようにお腹の皮膚がたるんでいるのではという説もあるそうです。