猫と一緒に暮らしていると、猫がじっと窓の外を眺めている姿を目にすると思います。
猫は一体どんな気持ちで窓辺にいるのでしょうか?
今回は、猫が窓辺にいる理由をご紹介します。
縄張りの見張りをしているから
室内外の猫にとっては家の中が自分のテリトリー(縄張り)になります。
縄張りの境界線である窓から外を眺めて、「異常なし」と確認しています。
窓の外を眺めるだけでなく、家の中をうろうろ歩いていることがあります。
これも縄張りのパトロールです。
猫がパトロールしてると思ったら、「お疲れ様」と一声掛けてあげましょう。
好奇心を満たしているから
窓の外には鳥、人、車など動くものがたくさんあります。
人間から見ると同じようでも、猫からするとそこそこ刺激的で面白いもの。
外を眺めることで好奇心を満たしているので、そっとしておいてあげるのが一番です。
日向ぼっこが気持ちいいから
猫にとって日光浴は血行促進や皮膚、被毛の健康を保つことができる大切な習慣。
猫はこれを本能的に知っているのと、単に日向ぼっこが気持ちいいので窓辺にいます。
リラックスと気分転換
猫も日々の生活でストレスを感じます。
窓の外から聞こえる風の音や虫の音、鳥のさえずり、
外の臭いに刺激を受けて気分転換をしています。
飼い主が在宅の時に数分で良いので、猫が逃げない程度に窓を開けてあげると、
外の空気を感じながらリラックスすることができます。
囲まれた場所が落ち着くから
カーテンと窓の間の狭いスペースで落ち着いている猫を見たことがあると思います。
猫は穴蔵のような狭い場所に居ると安心します。
邪魔されずに一匹で居たいときなどに丁度よいのでしょう。
やはりそっとしておいてあげましょう。
窓辺は猫にとって大切な日課を行ったり、心身のバランスを保つ為に重要な場所のようです。
窓辺にベッドを置いたり、キャットタワーを設置したりして、快適なスペースを作ってあげるといいかもしれません。